2015/04/05
赤ちゃんのおやつについては、これまで市販のパッケージを目安に与えていました。が、1歳にもなり、今後あげたいおやつはいつからOKかな?と調べていると…
今回は赤ちゃんのおやつについて、時期やリスクなどのお話です。
この記事の目次
おやつはいつから食べられる?
赤ちゃんがおやつを食べることができる時期は、離乳食が1日3回になるころからだと言われています。俗にいう9ヶ月~11ヶ月ごろの離乳食後期あたりでしょうか。
ただ、赤ちゃん用せんべいやボーロなどを見ると「生後5ヶ月~OK」なんて表示もあったりしますよね。
ですので、食べられるかどうかについては低月齢でも食べやすく加工されたおやつは次々に発売されているわけです。私はココに結構惑わされました(笑)
離乳食完了期までは必要ない!?
衝撃の事実ですが、ベビー用のおやつだとしても、パッケージに生後5ヶ月~など表示されてあったとしても、0歳児に必要な栄養素は離乳食だけで十分に賄えるようです。
正確にいえば0歳児というか離乳食後期までの時期ですね。つまり、栄養的な意味ではおやつは必要ないといえるんです。
離乳食完了期となる1歳前後からは、体の発達により運動量が急激に増すため離乳食だけでは不足する場合があります。そこで初めておやつを投入!というのが理想みたいですね。
ちなみに、我が家ではこの事実を知ったときはすでに、市販のパッケージに表示してある月齢を目安におやつを与えてました(笑)
市販のお菓子をあげるとき知っておきたいリスク
ここでいう市販のお菓子は、赤ちゃん用に工夫されたお菓子ではなく、大人が口にするようなお菓子のことです。
たとえば、ドーナツなど柔らかいものであれば1歳前後の赤ちゃんでもおいしく食べることはできます。それをあげるのは親の自由ですがあげたときのリスクも知っておいたほうが良いと思います。
虫歯になる可能性が増す
赤ちゃんにキャンディーをあげる親はあまりいないとは思いますが、口の中にしばらく残るおやつは虫歯のリスクが最高潮に。
1歳といえば次々に歯が生えそろってくる時期でもあり、口の中の常在菌が定着していく時期でもあります。この常在菌を虫歯菌にさせないよう、なるべく砂糖を使ったお菓子は避けるべきです。
離乳食を食べなくなる
これはだらだらと与えすぎた場合に言えることですが、要はお菓子でおなかが満たされて離乳食の食いつきが悪くなるということ。
そして、お菓子になれると催促ぐずりが増えるため、結果泣き止ませる手段としてだらだら与えるケースが多くなるようです…
薄味を受け付けなくなる
これは極力避けたいことです。簡単にいうと赤ちゃんがグルメになってしまうということ。市販のお菓子は「味付け命」的なところがあるため濃い味付けがほとんど。
一度濃い味付けを体験、生まれて初めての感動(笑)を味わってしまうと、それまで与えていたおやつや離乳食を…吐き出してしまうこともあるんです。
赤ちゃんにおやつを与えるならコレ!
万が一癖になってパクパク食べ過ぎても、市販のお菓子よりは負担も少なく、離乳食で補いきれない栄養も摂れる。1歳の赤ちゃんには理想的なおやつを紹介します。
イモ類
主にサツマイモですね。分類的には野菜なので栄養価は◎。調理が少し面倒ではありますが、甘くておいしいのは大人でもわかるはず♪
果実類
我が家ではバナナがメインですが、リンゴやぶどうなど果物ジュースにありそうな果実にはビタミンなどの栄養も豊富です。
ベビー・幼児向けおやつ
メジャーなところでいうとキューピーや和光堂などで発売されている、ベビー・幼児向けのおやつ。単なるおやつではなくフォローアップミルクのように離乳食で補えない栄養分も摂れたりします。
赤ちゃんの体に負担がかからないよう糖分や塩分が調整されてはいますが、それでも与えすぎは要注意です。
おやつを与えるときの注意点
おやつは与えるだけ食べてしまうので、パパママが制限を設けないとキリがありません。赤ちゃんにおやつを与えるときの注意点は基本は2つ。
1歳児で1日1~2回
あくまでも栄養的に見た場合の目安ですが、1歳児でも1日1回でOK。多くても1日2回で十分だそうです。
だらだら与えない
大人でいう間食のような感覚であげ続けてしまうと、虫歯になるリスクがぐんと増えるだけでなく、肝心の離乳食前におなかがいっぱいになってしまうことも…
おやつ次第ですが一度味を知ってしまうと、袋を見ただけでも催促ぐずりが始まります。おやつは極力赤ちゃんに見えない場所に保管するのが無難。
また、大人が食べているところを見せるのもあまりいいとは言えません。なるべく赤ちゃんのいないところで食べるか我慢する方がいいですね。