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予防接種スケジュールを作ろう!ブレないための5つのコツ

time 2015/03/20

予防接種スケジュールを作ろう!ブレないための5つのコツ

赤ちゃんの予防接種はスケジュールを書いたほうが良い。これは実体験から痛感しました。予防接種なんて自治体が知らせてくれるからそれに任せる。なんて当初は甘く見ていましたが…(笑)

今回は予防接種のスケジュールの立て方についてのお話です。

この記事の目次

任意接種込みならスケジュール立ては必須!

予防接種といっても無料の定期接種と有料の任意接種に分かれます。定期接種だけを受けるのであれば自治体のお知らせにしたがって行動すればいいのですが…

任意接種については自治体のお知らせに載っていないこともあります。調べるのも任意、というのが落とし穴になるかもしれません。

2015年1月時点での一般的な予防接種は7種類×必要回数分で計20回前後、一般的な任意接種は4種類×必要回数分で計8回前後+インフルエンザ毎年2回。総合計は30回以上でそれぞれのワクチンの接種間隔も計算するとなると…

ギャーッ!頭がパンクしてしまいます…ちなみに私は当初「30回以上」という数字だけしか憶えられませんでした(笑)

各ワクチンの接種回数と接種間隔

ここで各ワクチンの接種回数と接種間隔をまとめてみました。接種間隔とは1回受けると他のワクチンを受けられなくなる期間のことです。

※回数は接種開始の月齢によって前後します。
※開始時期は標準的なものを記載しています。

 開始時期定期接種ワクチン接種回数接種間隔
生後2ヶ月ヒブ(インフルエンザ菌b型)3~4回中6日
生後2ヶ月小児用肺炎球菌3~4回中6日
生後3ヶ月DPT-IPV(四種混合)4回中6日
生後5ヶ月BCG1回中27日
3歳日本脳炎3回中6日
1歳MR(麻疹・風疹)2回中27日
1歳水痘2回中27日
開始時期任意接種ワクチン接種回数接種間隔
生後2ヶ月B型肝炎3回中6日
生後2ヶ月ロタウイルス2~3回中27日
1歳おたふくかぜ1~2回中27日
生後6ヶ月インフルエンザ毎年2回中6日

予防接種のスケジュールを立てるときの5つのコツ

集団接種を軸にする

予防接種は、個人が病院などで予約を取って受ける個人接種、自治体などが会場を用意して集団で行う集団接種の2種類の手段があります。

集団接種は自治体により有無が分かれますが、もしある場合はまず集団接種の予定から組み込んでみましょう。

同時接種を活用する

それぞれのワクチンには接種間隔がありますが「同日に受ける場合」はどの組み合わせでも一度に複数の接種が可能です。この同時接種を活用することでスケジュール立てが一気に楽になります。

赤ちゃん的には一度に複数の注射地獄かもしれませんが、日を改めるよりも負担は少なく済むでしょう。ちなみに「おまとめ割引」的なサービスはありませんのであしからず(笑)

各ワクチンの接種間隔に気を付ける

各ワクチンには「中6日もしくは中27日」の接種間隔があり、この期間中は他のワクチンを受けることができません。同時接種の場合は、中27日の接種間隔を必要とするワクチンを取り入れた場合、そちらの間隔が優先されます。

これらを加味してスケジュールを立てていきます。

ワクチンの優先順位を考える

感染力が強いロタや、重症化すると危険度が高いヒブや小児用肺炎球菌、DPT-IPVなど各ウイルスの特徴をしっかり確認して優先順位の高いものから受けていきましょう。

ちなみに流行も踏まえる必要がありますね。冬から春にかけてのインフルエンザや、地域によっては水痘やおたふくかぜなど…さらに保育所などの集団生活にはロタやおたふくかぜ、水痘の危険性もあります。

※地域や環境などの個人的なものがあるので、どれが一番かは一概に言えません。

スケジュールを立てやすい手段を選ぶ

近年はスマホなどのアプリにも予防接種スケジュールが立てられるものが存在します。どこでも手元で確認できるのは便利かもしれません。※「予防接種 スケジュール」などのキーワードでアプリ検索をすると複数ヒットしますよ。

手書き派のあなたは、やはりカレンダーや手帳などにメモしておくのが一番かと思います。また、厚生労働省のサイトでは予防接種専用のスケジュール表ひな形も無料ダウンロードできます。正直この文章よりも十分わかりやすい表になっていると思いますので(笑)プリントアウトして活用してみてはいかがでしょうか。

無料スケジュール表のダウンロードはこちら(乳幼児予防接種スケジュールpdf)

まとめ

スケジュールは一度立てておけば、あとは予想外のアクシデントがない限りそれに従って消化していくだけです♪

予防接種のスケジュールを立てておくことで、任意接種の受け漏れを防いだり、費用の捻出がスムーズになると思います。さらにワクチンの対象となるウイルスの特性も知ることができるので、万が一の時でも冷静に対処ができそうな気がしますね。

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