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赤ちゃんの虫刺され対処法!これだけは覚えたい予備知識

time 2015/04/09

赤ちゃんの虫刺され対処法!これだけは覚えたい予備知識

赤ちゃんでも大人でも平等に経験する虫刺され。家の中にも潜んでいますが、外へのお散歩ならもっと注意する必要がありますね。

赤ちゃんが虫に刺されてしまうと大人と同じ症状が出ますが規模も治りのスピードも違います。

今回は、赤ちゃんの虫刺され時の対処についてのお話です。

この記事の目次

虫刺されの症状は?

赤ちゃんが蚊やダニなどに刺されても症状自体は大人と変わりません。通常は刺された部分が炎症を起こしかゆみを伴います。※マダニなど特別な症状を除く

ただ、免疫力の低い赤ちゃんが刺されると、炎症が出るまでに遅くて1~2日後に発症することもあります。つまり反応が鈍いんです。

そして、大人の場合はかゆみを我慢すれば早くて数時間後には治まるケースもありますが、赤ちゃんの場合は1~2週間ほど長引いてしまうことも少なくないです。つまり治るのも遅い。

特に注意すべき虫刺されは?

蚊やダニのような、主にかゆみを伴うものと違い、激しい痛みを伴う危険な毒をもつ虫もいます。刺されたら大至急受診しましょう。

  • 蜂…大人でも危険なアナキラフィシーショックは赤ちゃんにとっても当然危険な症状です。
  • ムカデ…強靭なあごと毒の足をもつムカデは温かくなると屋内にも侵入してきます。患部を冷やすと悪化します。

虫刺されの基本の応急処置

刺されてしまったら、後はどれだけ症状を悪化させないかが肝心です。

大人と違って我慢がきかない赤ちゃんへの対処も必要です。かゆい=かきむしりは必至ですが、かきむしると治りも遅くなるどころか、とびひになって周囲感染する恐れもあります。

  • 流水で冷やす(ムカデの場合は逆効果)
  • ベビー用の虫刺され軟膏を塗る

かきむしりの防止用にパッチタイプのものもありますが、皮膚の弱い赤ちゃんだとかぶれてしまう場合がありますので長時間の使用は避けましょう。

かゆみは熱に反応して沸きあがってきます。基本はかきむしる行為が見られる場合は患部を冷やしてかゆみを抑え、軟膏を塗って回復を促進させます。

患部に傷が付くとブドウ球菌などに感染することもありますので、爪は短く保ちます。

虫刺されにあわないために出来ること

ここでは最も虫刺されの可能性が高い蚊を中心に防ぐ手段を紹介します。

中にはお金のかかることもあります。全部が必須というわけではありませんので出来る範囲内で試されてはいかがでしょうか?

侵入を防ぐ方法

  • 窓は網戸越しに開ける
  • 網戸に虫除け対策をする
  • 蚊帳でベッド(布団)を覆う
  • 洗濯物を取り込むときはしっかりはたく

発生を防ぐ方法

  • 家の周りにある水溜りをなくす
  • 家の周りにある雑草を抜く

外出時できること

  • 肌の露出が多くなる服は控える
  • ウェットタイプやジェルタイプの虫除けを塗る
  • 雨上がりの外出や水場・草場近くの滞在を避ける

まとめ

赤ちゃんの虫刺されは治りにくいのが特徴です。今回は主にホームケア面の紹介をしましたが、なかなか治らない、症状がひどいなど気になるときは速やかに受診しましょう。

春になると虫はより活発的になります。梅雨になると家の中に侵入してくる虫も出てきます。水けと気温に気をつけて赤ちゃんを虫刺されから守ってあげてくださいね。

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