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チャイルドシートの種類3つと機能5つまとめ!便利の裏にはデメリットあり?

time 2015/07/07

チャイルドシートの種類3つと機能5つまとめ!便利の裏にはデメリットあり?

赤ちゃんを車に乗せるときに必須のアイテムになるチャイルドシート。ですが教習所でも教わってないようなチャイルドシートはその種類もつけ方さえも「?」だらけですね。

我が家でも未だに慣れないチャイルドシートの種類や特徴、機能などを調べてみました♪

この記事の目次

チャイルドシートの種類は大きく3つ

ベビーシートやチャイルドシートなどの呼び名で統一されてはいますが、具体的には成長に合わせた3段階のシートが存在します。

ベビーシート

新生児から9ヶ月ごろ(新生児用)、または15ヶ月(乳児用)ごろまで使えるのがベビーシート。ゆりかごのようにこじんまりしていて、中のクッションががっちりとしたものがこれにあたります。

基本は進行方向と逆向きにセットし、ほとんど仰向け状態でお尻を深く入れて安定感を保たせます。

チャイルドシート

生後9ヶ月ごろから4歳ごろまで、首が座っておすわりが出来る時期から使えるのがチャイルドシート。大きさはベビーシートよりもやや大きく、成長に合わせて中のクッションが減り自由度が少し上がっています。

ジュニアシート

ジュニアシートは3歳~7歳ごろ、もしくは5歳~12歳頃まで使えるより大人用のシートに近づけた形のもの。背もたれ付と座椅子のみのタイプに別れています。

ベビーシートやチャイルドシートと違い、シートベルトは車に備え付けのものを使用します。価格帯は3種類のうち一番安いです。

チャイルドシートの機能別まとめ

3種類のチャイルドシートを覚えるの一苦労ですが、さらに厄介なことに機能によって利便性や価格も全然違ってきます。それぞれの特徴と簡単なオススメパターンを紹介します。

通常タイプ

昔からある一番安い価格帯のチャイルドシート。機能性に乏しい反面、必要最低限の大きさなので狭い車内でも圧迫しません。軽量でママ一人でも持てるくらいなので他車への移し換えも比較的ラクです。

デメリットは慣れるまでの取り付け手順。また乗せ降ろしや、赤ちゃんのお世話をするときに対面になれないため手間取ることも。おすすめできるケースは…

  • 経済的な負担を減らしたい
  • チャイルドシートを頻繁に出し入れする

回転式タイプ

主にベビーシート・チャイルドシートにある機能で、シートの向きを360度回転できます。メリットは回転して対面状態にできるので、赤ちゃんの乗せ降ろしや車内でのお世話が楽なこと。

デメリットは10kg以上の重さと大きさに加えて価格の高さ。ママ一人での取り付けは難しく、車内が狭いとかなり圧迫感があります。おすすめできるケースは…

  • 車内(特に高低)が比較的広い
  • チャイルドシートを乗せる車は1台と決めている

ISOFIX(アイソフィックス)

チャイルドシートを車のシートベルトで固定する場合、慣れないと難しく、間違った固定方法では逆に事故時の危険度が極端に増すようです。

ISOFIXはチャイルドシートを車のシートベルトを使わずに固定できる機能で、初心者にも一番優しく安全性もトップクラス。

デメリットは最近開発されたばかりのシステムなので、価格が極端に高いこと。あと、重いものが多いです。おすすめできるケースは…

  • 取り付けのわずらわしさや不安を避けたい
  • チャイルドシートを頻繁に出し入れする

ベビーカー連動型

主にベビーシート(乳児用)にある機能ですが、ベビーシートから赤ちゃんを降ろすことなく、土台を残して取り外しそのまま専用のベビーカーにカチャッと取り付けられるシステムです。

メリットはもちろん車から降ろしてベビーカーに乗せる、またはその逆の手間が省けること。デメリットは対応年齢が限られている(1歳ごろまでなど)、ベビーカーが重い、取り付けるベビーカーが選べないことですね。

ほろ(日よけ)

実際に下見にいくと、通常タイプよりも回転式タイプとセットになっている方が多い印象がありました。

基本チャイルドシートは窓際に取り付けるため、方向によっては長時間直射日光を浴びてしまいます。それを防ぐため、または安眠のためのほろです。メリットはベビーカーのほろと同じです。

デメリットは狭い車内ではかさばる、価格帯が高い、車内ブラインドなどで代用できる。ですね。ちなみに車内カーテンは赤ちゃんがつかんで口に入れる可能性大です。

複合型が主流に

3種類のベビーシートを紹介しましたが、最近では新生児~3歳頃まで使えるシート(ベビー&チャイルド)や、1歳ごろ~11歳ごろまで使えるシート(チャイルド&ジュニア)などなど…

複合型のベビーシートが主流になってきているようです。こうなるともう名前で判別するのは不可能(笑)私もせっかく覚えたのに…

法で定められた年齢(6歳)までベビーシートの使用が義務付けられています。新生児~6歳までの複合型はあるにはあるみたいですが安全基準に達しないものが多く、今ではほとんど見られなくなったようです。

新生児期から車に乗せたい場合は、少なくとも2回購入する必要がありそうですね。

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