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グループ症候群の特徴と対処

time 2015/03/31

グループ症候群の特徴と対処

かぜ症候群がきっかけで発症するグループ症候群は、主にのどにある声帯周辺が炎症を起こす病気です。独特なせきなので発見しやすい一方、対処に苦しむケースも…

この記事の目次

グループ症候群

  • かかりやすい時期…生後3ヶ月~3歳・冬
  • 主な症状…せき、発熱

ママからもらった免疫が切れてくる生後3ヶ月から発症する可能性が出始め、生後2年以内が発症のピークといわれています。

グループ症候群の特徴はせき。かぜの症状が続いていると思いきや急にアシカやオットセイの鳴き声のような図太い乾いた咳が出てきます。

声帯まわりが炎症を起こし、声まで影響が出ているせいですが、症状が進むと声自体がうまく出せなくなります。重症化すると呼吸困難からチアノーゼを起こすことも。

ホームケアと対処

グループ症候群の厄介なところが夜に重症化しやすいこと。このため昼間のように余裕を持って病院に行くことができず困惑するかもしれません。

症状がひどいようであれば迷わず救急車を呼んで一刻も早く受け入れてもらえる病院を探すべきです。病院では炎症を抑えるためのステロイドや抗菌薬を処方される場合があります。

ホームケアとしては安静部屋の加湿とのどを通りやすい食事がメインになります。咳がひどいときはたて抱きをしてあげると若干抑えられます。

グループ症候群の原因となるウイルスや細菌は予防が必須になります。中でもインフルエンザb型(ヒブ)については無料の定期接種対象になりますので、接種時期が来たらすぐに受けさせましょう。

参考:予防接種スケジュールを作ろう!ブレないための5つのコツ

※症状が見極められないときは早めにかかりつけの病院に電話を。休日や深夜の急な症状の場合は「#8000」(厚生労働省小児救急電話相談)に相談しましょう。

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