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腸重積症の特徴と対処

time 2015/04/03

腸重積症の特徴と対処

腸重積症は腸の一部に腸がもぐりこむという原因のわからない病気です。ただ一つ言えることは数ある赤ちゃんの病気の中でも「一刻を争う病気」ということです。

この記事の目次

腸重積症

  • かかりやすい時期…生後6ヶ月~2歳
  • 主な症状…顔色が悪い、嘔吐、下痢、血便

特徴

腸重積症の怖いところは突然の発症です。それまでにこにこしていた赤ちゃんが急に激しく泣く⇒ぐずる⇒泣く⇒ぐずる…の繰り返しに。

原因は腸の一部が別の箇所に潜り込んでしまうため。想像もできないような激しい痛みが赤ちゃんを襲います。食事を与えても吐き出してしまい、血液のジャムのような血便が出ることもあります。

ホームケアと対処

腸重積症が危険な病気の理由は、発症から24時間以上たってしまうと開腹手術をしなければならない場合があること。つまり、早期発見が必須なんです。

早めの治療であれば浣腸で腸に圧力をかけて重なった腸を元に戻すようです。

腸重積症のサイン

  • 赤ちゃんが激しく泣いたりぐずったりを周期的に繰り返す
  • 顔色が明らかに悪い
  • 泣き止んだ時に腸のあたりを触るとしこりがある
  • 食事を吐き出す
  • ジャム状の血便を出す

泣いたりぐずったりは夜泣きにもあるケースですが、これを周期的に繰り返し、かつおっぱいやミルクを吐き出してしまうようであればすぐに受診するべきです。

なお、腸重積症は一度かかると回復してもその後、約10%の割合で再発する恐れのある病気です。サインを敏感に感じ取り即対応できるようにしておきましょう。

※症状が見極められないときは早めにかかりつけの病院に電話を。休日や深夜の急な症状の場合は「#8000」(厚生労働省小児救急電話相談)に相談しましょう

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