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停留精巣の特徴と対処

time 2015/04/14

停留精巣の特徴と対処

停留精巣は先天性の症状、新生児の約5%に発生するといわれています。精巣の成長を妨げる病気ですが、自然回復で治る見込みもあります。

この記事の目次

停留精巣

  • かかりやすい時期…生後0ヶ月(先天性)
  • 主な症状…鼠径部のしこり

特徴

男の子のみが発症する停留精巣は精巣(睾丸)の病気。通常はママのお腹の中でつくられた精巣は出産までには陰のう(玉袋)まで降りてきます。

これが何らかの原因で陰のうまで降りてこず、中途半端な箇所でとどまっている状態です。

精巣が停留してしまうと、精子を作り出す精巣自体の成長が妨げられてしまいます。また、性器の見た目が他の子どもと少し違うので成長と共に本人が気にするでしょう。

ホームケアと対処

停留精巣は2つある精巣のうち、片方だけの症状であれば左右の陰のうの大きさが異なるため、外見から発見しやすくなります。

先天性の病気ですが、生後6ヶ月くらいまでなら自然に陰のうまで降りてくる可能性があります。

一方で1歳になってもまだ精巣が降りてこない。という場合はもう自然に降りてくることはありませんので、正常な位置に固定する手術を行います。

熱や痛みなどが伴う病気ではないものの、将来的なダメージが大きくなる停留精巣。疑わしい面が見られたら受診して相談してみましょう。

※症状が見極められないときは早めにかかりつけの病院に電話を。休日や深夜の急な症状の場合は「#8000」(厚生労働省小児救急電話相談)に相談しましょう。

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