2015/04/05
赤ちゃんと泊まれる宿としては様々なメディアでランキング1位を獲得しているという、群馬県の水上温泉にあるなかや旅館に行ってきました!
今回はなかや旅館の体験記です♪
※今回体験したプランは「【基本のベビープラン~冬】無料貸切専用風呂で温泉デビュー・夕食お部屋出し お子様歓迎 」です。
この記事の目次
なかや旅館の特徴
なかや旅館は「天空の湯」というたいそうな名目があるので、初めは10階建以上の豪華なホテルを想像していたんですが…、着いたところは木造の2階建てアパートのようなところ。
正直、想像とのギャップに「え…」と思いましたが(笑)中に入るととてもアパートとは思えないような造りが!
入ってすぐ横にあるロビーにこたつが…!某有名デザイナープロデュースの内装は「静か」で「ワクワク」するような雰囲気でした。
今やカリスマ旅館デザイナーとなった松葉啓氏の手により、2003年4月にリニューアル。
日本の古民家をイメージし、古木・変木を多用しました。 落ち着いた雰囲気の中に、どこか懐かしさを感じるような空間。
個人的に感じたなかや旅館の特徴ですが「接客がとてもいい!」というのが一番に上がってきますね。
特に赤ちゃんの名前だけはしっかりと覚えているようで、声をかけるときは「○○ちゃん」と名前で呼んでくれてました。
今回宿泊した時、我が家以外もすべて赤ちゃんなどお子様連れのご家族しかいなかったんですが、みなさんニコニコ満足顔でしたよ♪
温泉について 赤ちゃん専用の温泉があった!
我が家が今回なかや旅館を選んだ一番の理由ですが、ココ、赤ちゃん専用の温泉があるんです!アルカリ性で赤ちゃんへの負担も少ない泉質です。
他のお宿では「赤ちゃんも入れる温泉」というキャッチコピーなら多いですが、なかや旅館は赤ちゃん1人がすっぽり入れるスペースの湯船があります。
大人が入れる湯船の横にちょこんと位置する小さな湯船♪今回我が家は沐浴風呂以外で初の「あかちゃん1人湯」デビューでしたね。
初めは怖がって入りたがらなかった赤ちゃんも、おもちゃなどでうまく誘導していくうちにいつの間にかキャッキャと楽しんでました♪
ちなみに、なかや旅館は5種類もの浴場が用意されています。
- 大浴場(今回使わず)
- 天空露天風呂 木の湯
- 天空露天風呂 石の湯
- 貸切専用 幻想の湯メタモルフォーゼ
- 貸切専用 ぬる湯洞窟風呂(今回使えず)
幻想の湯メタモルフォーゼは時間指定の貸切風呂、内湯ですが内湯とは思えなくなるような仕掛けがありました。遊び心のあるお風呂ですね♪
天空露天風呂は…、入ってみるとなかや旅館が「天空の湯」といっている意味が分かると思います。あいにくとこの日は曇り空でしたが…
どの種類のお風呂にも赤ちゃん用湯船が用意されているのでパパママも好きなお風呂を選べるというシステム(プランによって制限あり)なんですね。
ベビールームも充実
赤ちゃんと泊まれる宿といえばベビールームですね。これまで行ったところは泊まる部屋の中がベビールーム兼のような感じだったのですが、
なかや旅館は、共用ですが赤ちゃん専用の部屋が用意されています。
泊まる部屋1つ分くらいの広いスペースにはボールプールやら滑り台やらブランコやらぬいぐるみやら絵本やら…何から何まで一通りそろっていました!
しかも、チェックイン~チェックアウトまでずっと開放しているようで、例えば夜泣きが治まらない時の気分転換として深夜に使うこともできるんです♪
食事がおいしい!
※写真のほかにも岩魚の姿焼きやエビチリなど続々と運ばれてきました!
夕食も朝食もおいしい!という旅館はなかなかないと思っています。豪華というだけなら何度か経験しましたが、豪華でおいしいというのはめったにないです(笑)
なかや旅館は久々のヒット!夕食はただ郷土料理を並べるだけでなく和洋中にこだわらない創作料理も楽しむことができました♪
朝食はバイキング!朝食は離乳食後期くらいの赤ちゃんであれば、同じ食材を一緒に食べることもできると思います。
※離乳食中期ごろまでの赤ちゃんであれば、オプションで離乳食メニューを付けるか、自前で用意するかしたほうが良いかも…。
ハイハイ期の赤ちゃんでも安心?とにかく清潔♪
※清潔とは書きましたが、100%無菌状態な清潔という意味ではありません。
ハイハイ時期のわが子がハイハイしまくったあと手のひらを見ても汚れがついていない!(笑)
ロビーをはじめ全体的に通路に置いてあるものが少なかったので、安心してハイハイさせられました。
ココが気になった
至れり尽くせりのなかや旅館でしたが、パーフェクトとは言えないところもありました…
一つは部屋の湿度調整ができなかったところ、冬場の旅館によくある「暖房完備だけど湿度が低すぎる」で、翌日風邪気味になる経験が何度かありました。
今回はそこまで喉をやられることはありませんでしたが「マスクを携帯しておけばよかったかな…」と思えるくらい、夜中は乾燥してましたね。
乾燥肌期の赤ちゃんと一緒に行く場合は、保湿ケアのセットは常備しておいたほうが良いと思います。
まとめ
なかや旅館はどちらかといえば、多くのお客さんを詰め込むのではなく、人数を制限しておもてなしの質を上げるようなイメージがありました。
部屋の中に「ディズニーランドの接客方法」みたいな参考書?も置いてあったので、おもてなしについてはかなり勉強されているものと思います。
やはり一番響いたのは「赤ちゃんでも○○できる」よりも「赤ちゃん専用の」サービスが多くあったところですね。東日本で最初に赤ちゃん連れの温泉プランを始めた宿らしく、納得の内容だと思いました。
「また来たい」と思える宿でしたね^^
天空の湯 なかや旅館
群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽93
TEL:0278-72-3516
受付時間 : 9:00~21:00