2015/04/05
赤ちゃんの沐浴時、入浴時に洗ったつもりでも洗えてないことが原因で、あせもや乳児湿疹のトラブルが起こる場合があります。
バリア機能の未熟な赤ちゃんは、汚れにとっても弱い存在です。
新生児から頻繁に分泌される皮脂にお肌が負けないよう、入浴時にしっかりと洗ってあげましょう。
この記事の目次
洗い残しチェック!ここだけは抑えたい箇所
頭皮(髪の生え際)
乳児脂漏性湿疹ができやすい頭皮は新陳代謝がとても活発。
汗をかきやすい個所ですので汚れもガンコです。2度洗いは必要ないですが1度でしっかり汚れを落とせるよう、指の腹でシャカシャカしてあげましょう。
耳
大人でも同じですが、耳の裏側は湿りやすく皮脂も溜まりやすい個所。
皮膚が薄い分、かゆくなりやすいので泡で汚れを落としてあげましょう。
首
あせもができやすい首、原因は首のしわに垢や汚れが溜まりやすいから。
ここは確認しにくい個所でもあります。かといって赤ちゃんの首を無理に押しのけて見る必要はありません。手を差し込んで垢の塊が感じられなくなるまで洗います。
頬・口元
ぷっくりした頬は愛らしいですが、でっぱっている分汚れも付着しやすいです。また、口元はよだれや食べ物、おしゃぶり時のつばが刺激物になり赤くなることも。
赤ちゃんの顔は泡を付けにくい場所ですが、ガーゼなどを活用して部分的にでもいいのでしっかりと汚れを落としましょう。
腕(関節のくびれ)
赤ちゃんの関節のくびれは意外と深く、その分垢も溜まりやすい個所です。
目に見える表面の腕よりも関節のくびれを中心に腕全体を洗うようなイメージがベターです。逆に腕表面を洗い過ぎるとうるおい不足になることもあります。
手(指)
生後0ヶ月、1ヶ月、2ヶ月…ほとんど手を握っている状態の赤ちゃん。もちろん汗も溜まりやすく、一旦ゴミが入るとずっと握ったままです。
そんな手でおしゃぶりさせたくありませんよね…
もちろん指しゃぶり時に付着したよだれも皮膚に刺激を与えます。指の一本一本を開いて丁寧に洗ってあげましょう。
脇の下
大人になっても脇の下は湿りやすい個所ですよね。ここを洗い忘れる方は少ないと思いますが…そのあとが問題になります。
入浴後に拭いたつもりの脇の下ですが、実は十分に水分を拭き取れていないケースが多いようです。タオルを気持ち長くあててしっかりと水けを吸い取りましょう。
おしり・性器
言わずと知れた汚れ付着率ナンバーワンの箇所です。
男の子は陰嚢(玉袋)の裏側、女の子はひだの奥など、皮膚同士が密着して汚れを落としにくい箇所もしっかりチェック♪
また、太ももにあるくびれ(しわ)も腕と同様に汚れが溜まりやすいです。
まとめ
我が家で見落としがちだったのが、耳と首でした。耳に水が入らないよう敬遠してた理由もありますが…意外に皮脂分泌が多いんですよね。
首は洗ったつもり、が多くてお風呂から上がった後に洗い残した垢を確認したり…
ここでは洗い落とすことをメインに書いていますが、意識しすぎて2度洗いも逆に良くないようです。泡の力で大切なうるおい成分まで落ちてしまい、せっかくのぷにぷに肌がガサガサ肌に変わることもあります。
特に生後3ヶ月以降の乾燥肌期には要注意。あくまでも「洗い忘れ」がないように気を付けるということですね♪