2015/04/05
赤ちゃんは汗っかきのためあせもや乳児湿疹ができやすい体質ですが、夏はそれに拍車をかけてしまいます。意外と多いのが体よりも後頭部の乳児湿疹。汗をかきやすく髪の毛が多いとケアが不十分な場合もあります。
今回は赤ちゃんの後頭部で気をつけたい夏のあせも、乳児湿疹対策を紹介します。
この記事の目次
夏の後頭部乳児湿疹対策
汗はこまめに流す・ふき取る
夏は水分補給が欠かせませんが、補給した分すぐに汗となって排出してしまいます。この汗が皮脂と混ざり酸化したものが毛穴を塞いでしまい、乳児湿疹が…
ということで、かいた汗はこまめにふき取る、またはシャワーなどで流してしまうのが得策。髪の毛で見えない場合でも汗はたくさんかいていると思ったほうがいいです。
四六時中シャワーを使うわけにはいかないので、朝起きた際やお昼から夕方前にかけてなど、入浴と合わせて1日2~3回ほどが妥当ですね。
入浴前に頭皮をふやけさせる
汗をしっかり落としたいからといって、多少強めに頭を洗っても実はあまり効果がなく、逆に頭皮に負担を与えてしまうこともあります。
ここで必要なのが洗う前に頭皮を軟らかくすること。
入浴前にホットタオル(やけどしない程度の)やベビーオイルを使って頭皮の角質を軟化させます。こうすると力を入れなくても皮脂汚れは落ちやすくなり、頭に負担を与えることもありません。
しっかり泡立てて頭を洗う
主に固形石鹸で洗う場合ですが、しっかり泡立てて洗うことでより簡単に汚れが落ちます。
逆に泡立てずにこするように洗うと汚れも落ちにくい上、髪の毛が多い場合は頭皮に届かない場合も。しっかり洗おうとすると頭皮にダメージを与え、より乳児湿疹が加速することもあります。
固形石鹸を手で泡立てるには時間とコツがいるため、泡立てネットを活用するか、泡タイプのベビーソープを使うのがおすすめ。
我が家では無添加天然ハーブの「アラウベビー」を使ってます♪白い固形石鹸よりは割高ですが、やはり泡立て時間がカットできるのは助かりますね。
まとめ
後頭部の乳児湿疹対策は「こまめに汗を落とす」「清潔を保つ」「やさしく対処する」ですね。特にブツブツ状態になったらこすり洗いは厳禁!
たとえ冷房で適温を保っていても、基本落ち着きのない赤ちゃん。動き回ることで気が付くと後頭部がびっしょりぬれています。
季節に対応したケアをしっかり続けることで、長くても1週間ほどで乳児湿疹は治まると思います。逆にそれ以上長引くようでしたら病院で診てもらうことをおすすめします。