2015/04/05
赤ちゃんのミルクや離乳食で気にしなければいけない栄養素。ですが、どの栄養素がどんな効果が期待できるのでしょうか?
今回はビタミン類に関して期待できる効果をまとめてみました。
フォローアップミルクなどの側面に記載されている栄養素の数値。私は各栄養素の数値が高ければいいんじゃない?という単純さで選んでいましたが…、一度気になると調べずに入られませんでした(笑)
この記事の目次
ビタミンA
赤ちゃんの成長を促す大切な栄養素。過剰摂取すると心臓や血管に負担がかかりますが、野菜から取れるビタミンAなら摂り過ぎる事はまずありません。
赤ちゃんには必要不可欠なので毎日の野菜から積極的に摂り、特に不足しているならレバーなど豊富に含まれている食材を与えます。
ビタミンB群
ビタミンB1・B2・B6・B12などのビタミンB群は体の中に取り込んだ糖質をエネルギーに変えるためにひつような栄養素。燃焼という言葉がしっくり来る、夏バテやダイエットでも注目される栄養ですね。
赤ちゃんにももちろん必要で、特に活発に動き回る時期の疲労回復になくてはならず。さらにホルモンバランスの安定にも影響し、夜泣きを改善できるという説もあるくらいです。
ビタミンC
赤ちゃんにも大人にも万人に必要不可欠な栄養素。美肌作りやかぜ予防で有名ですが、鉄分と結びついて血液を増やす作用もあります。
ビタミンCの欠乏で発症する病気もあるくらい、赤ちゃんに欠かせない栄養です。ビタミンAのように摂りすぎによる副作用の心配も薄いので積極的にとっていきます。
ビタミンD
主に骨を丈夫にするために必要な栄養素。こちらも赤ちゃんの成長には必要不可欠です。食事からも摂れますが日光浴で紫外線を浴びることでも生成されるビタミンです。
近年では赤ちゃんの紫外線予防も増えていますが、やりすぎるとビタミンDが不足しがちに。炎天下でない短時間の散歩を毎日続けるくらいが理想ですね。
ビタミンE
美容関連では若返り成分とも言われているビタミンE。血液の流れを良くする作用があり栄養素を体中にいきわたりやすくさせます。
赤ちゃんならずとも肌荒れにはビタミンEが良いとされるので、敏感で荒れやすいお肌の赤ちゃんにはピッタリの栄養です。
ビタミンK
主に止血や骨を形成するために必要な栄養素。新生児に欠乏しやすく、ビタミンK欠乏性出血症という恐ろしい病気を招く原因にも。ほとんどはK2シロップで補っていますね。
ビタミンKは腸内細菌によって作られるものが多いので、腸内細菌が少ない新生児ほど欠乏しやすい栄養素です。離乳食に慣れたら納豆などで補いたいですね。
まとめ
ビタミン類の大まかな効果はなんとなーくわかるのですが、赤ちゃんにどう作用するのかがいまいち分からなかったんですよね…
基本的にビタミンA以外は摂りすぎによる副作用はほぼ無いみたいです。ビタミンAでも、例えば毎日レバーをたくさん食べ続けるとか、そんな無茶な献立じゃない限り摂りすぎにはならないみたいです。
市販のミルクであれば必要なビタミン類を補うことが出来ますが、今後ミルクを卒業させて離乳食1本にするときの役に立つかなと♪