2015/04/05
赤ちゃんの時からしつけておかないと大きくなって苦労する。
私が親からよく言われていた言葉ですが、物心がついていない赤ちゃんにどうやってしつけが通用するのかも疑問に感じますよね。
今回は赤ちゃんのしつけについてのお話です。
この記事の目次
しつけは土台があってこそ成立する
ペットの場合だと、子供のころに甘やかすとわがままになる。と言いますが、人間の場合は少し異なってきます。
それは、しつけ以前の信頼関係。
動物と違って思考能力の高い人間は、まずしつける人との信頼関係が必要です。
しつけの第一歩は「信頼関係を築く」ということになります。
目安は1歳になるまでに
基本的な信頼関係を築いていく期間ですが、目安は1歳を迎えるときには備わっていること。
つまり、生まれてから1年間は親子にとってとても重要な時期になります。
信頼関係を築く方法は?
まずは「しつけ」という概念を取ってしまいましょう。
親から抱き癖などについて指摘されるケースもあるかもしれませんが、ここで躊躇していてはわが子との信頼関係は築けません。
赤ちゃんとの信頼関係を築く方法はとってもシンプルで、ただ赤ちゃんの欲求に応えてあげるだけでOKです。
難しく考えることはありません。ぐずる、泣くというストレートなサインをくれるわけですから、授乳やおむつ替え、抱っこなどで答えてあげるだけでいいんです。
その他、日常でできることならたくさんあります。
- 赤ちゃんの目を見つめる(無視されても)
- 赤ちゃんの前では笑顔でいる
- 大声を出さない・喧嘩をしない
- etc…
赤ちゃんは見ていない、聞いていないようで、実はしっかりとこちらの様子を認識しようとしています。
言い方が良くないかもしれませんが、常に赤ちゃんに採点されているともいえますね。
こうして信頼関係を作り上げることによって「この人が言うなら正しい」という大人の世界でもあるような感覚が育っていきます。
それだけでなく、赤ちゃんを大切にすることで「相手を大切にする」という思いやりの心も養われます。
わが子には「こうなってほしい!」という欲求があるかもしれませんが、あせらずにまずはじっくりと甘えさせてあげましょうね♪