2015/04/05
赤ちゃんの虫歯予防、出来ていますか?以前、大人からの唾液感染の虫歯予防についてお話をしましたが、この虫歯予防をいつまですれば虫歯体質にならないんだろう?という疑問が出てきました。
調べてみると、虫歯菌についてのおもしろい事実を発見しました♪
この記事の目次
赤ちゃんの虫歯定着は2歳まで?
わが子は現在生後10ヶ月前。基本の虫歯予防はしているつもりですが、今後ずっとこのままの予防を続けるのは無理なものもあります。例えば回し飲みなど…
極端な潔癖症じゃない限り、物心が付けば自然と虫歯菌がつく環境になると思います。調べたところ、唾液等で感染する虫歯菌については2歳ごろまで予防できていれば良いという文献がありました。
※もちろん歯磨きなどの日常的な習慣は続けますよ。
2歳までの理由は?
人間の口に常在できる細菌には上限があるようです。その上限に達するのが2歳頃らしく、その後は新たな虫歯菌が侵入しても口の中に定着する可能性が少ないんだとか。
ちなみに、口に常在する細菌は虫歯菌だけではありません。ハイハイが始まり、なんでも口に入れるようになると、入れたものに付着していた細菌もカウントされます。
また、ヨーグルトなどに含まれる善玉菌も。良い菌も悪い菌も、虫歯菌も虫歯と関係ない菌も、唾液に弱い菌以外すべてカウントされるようです。
虫歯になりにくい体質にするには?
虫歯菌が最も多く存在するのはもちろん口の中。基本、口の中の唾液やたんを媒介して感染するものです。
2歳に満たない赤ちゃんの場合は、まだ口の中に細菌が常在できる余裕を持っているようなので、この空席を虫歯菌以外の細菌で埋めてしまえばいいということ。
歯磨きや食後の水分補給(うがい効果)も大切ですが、やはり他の人からの感染を防ぐのが一番効果的のようです。
まとめ
赤ちゃんの虫歯予防はいつまで?という疑問から、口の中の常在菌のシステムまで知っちゃいました(笑)
2歳まではできる限り虫歯菌以外の細菌を…というとなんだか不健康そうなイメージがありますが、理想は良い菌ばかりで口の中を埋め尽くして欲しいところですね♪