2015/04/05
赤ちゃんの日焼け対策は年々重要視されているようです。近頃は春の初めでも強烈な紫外線が降りそそぐほど、昔と比べると環境の変化が激しくなっています。
今回はか弱い赤ちゃんの皮膚守るための、日焼け対策についてのお話です。
この記事の目次
赤ちゃんの日焼け事情は昔と違う?
昭和初期~中期を過ごした親の世代からすると、今の日焼け対策はやり過ぎと感じられるかもしれません。
一昔前までは赤ちゃんの日光浴が推進されていましたし、子供の日焼けは健康の象徴なんて呼ばれていた時期もありましたが…年々増える紫外線量からどんどん健康に対する見直しがされています。
ある研究では幼少時に受けた紫外線量が、10年後20年後のしみやシワ、白内障や皮膚ガンまでも決定づける要因になるといわれているようです。将来のためにも今出来る限りのことはしてあげたいですよね。
赤ちゃんの日焼け対策5選
外出の時間帯を調整する
1日のうちで紫外線量の強い時間帯を避けるだけで、リスクを大幅に減らすことができます。
季節によって若干異なりますが、朝10時~昼14時の時間帯が最も紫外線が多くなりますので、お散歩や買い物などはこの時間帯を避けたほうが良いでしょう。
お肌の露出が少ない服装を選ぶ
当たり前のことですが、一番紫外線を受けやすいのは無防備のお肌です。暑くなると半そでや半ズボンを着せたくなりますが、外出するときはなるべく露出の少ない通気性の良い服を選びます。
お肌の露出を防ぐアクセサリーを活用
お肌が露出しがちな頭を防ぐための帽子は、つば付きや首までガードできるものならなお◎。
さらに、お肌よりも紫外線ダメージを受けやすい目のガードとしてサングラスを。帽子もサングラスも嫌がる赤ちゃんが多いですが、あるだけでもかなりの紫外線をガードしてくれます。
日焼け止めは低刺激のものを
紫外線を防ぐには最も有効な日焼け止め。ですが、大人と同じ日焼け止めクリームを赤ちゃんに使うのはちょっと待った!紫外線を防ぐ以前に肌荒れの原因にもなりかねません。
ベビー用の日焼け止めも売られていますが、ベビー用と表示がない場合、選ぶ基準は…
- 紫外線吸収剤不使用のもの
- SPF10~20 PA+程度のもの
- 石鹸だけで落とせるもの
最低でもこれらすべての条件をクリアしたものを選びましょう。
外出時は日よけアイテムを活用
ベビーカーでの外出時はほろを下げて、ほろがなかったり、ほろでカバーしきれないところは日傘を活用します。
車での外出時は窓にUVカットフィルムを。またチャイルドシートはほろ付きのものを使いたいところですが、なければ遮光シートなどでうまく代用します。
まとめ
レジャー日和が多くなる楽しい季節、さらに安心をプラスさせて充実した毎日を送りたいですね♪
今回は主に外出時の対策を紹介しましたが、紫外線は家の中にも簡単に入ってきます。通気性を考えて窓のある部屋に赤ちゃんを寝かせている場合は、UVカット機能のあるカーテンを活用したり部屋を移動したほうが良いでしょう。
また、潤ったお肌は紫外線の影響を緩和させることもできますので、お風呂上りなどに行う毎日の保湿ケアも日中の紫外線対策になりますよ♪