2015/04/05
最も有名な感染症の一つがインフルエンザ。毎年年齢を問わず患者が発生する病気ですが、赤ちゃんが発症するとどのような症状を起こすのでしょうか。
この記事の目次
インフルエンザ
- かかりやすい時期…生後6ヶ月~・毎年冬~春
- 主な症状…発熱、関節痛、倦怠感
特徴
のどや鼻の粘膜にインフルエンザウイルスが感染して発症する病気です。大人でも子どもでも急な高熱を発して吐き気や下痢などをともない、ぐったり感が強く現れます。
抵抗力のない赤ちゃんが発症した場合は。気管支炎や肺炎、中耳炎といった合併症を起こすケースもあるようです。
時期的な流行病として毎年冬~春に注意を呼びかけていましたが、2009年は夏にも流行ったことで不定期な感染症とも言われ、流行情報に敏感になる必要性があります。
ホームケアと対処
受診が必須になります。解熱鎮痛薬で熱や関節痛を抑るような対処療法、月齢によってはタミフルなどの抗ウイルス剤を飲ませることもあるようです。
ホームケアではウイルスが活性化しにくい湿度や温度を保ち、こまめに水分補給をして安静を保ちます。また家族への感染予防としてマスクも活用したいところです。
インフルエンザは発症しないための予防接種が1番の対策になります。任意接種ではありますが、毎年秋冬に計2回、欠かさず受けておきましょう。
※症状が見極められないときは早めにかかりつけの病院に電話を。休日や深夜の急な症状の場合は「#8000」(厚生労働省小児救急電話相談)に相談しましょう。