2015/04/05
尿路感染症は何らかの原因で尿路に細菌が感染し炎症を起こす病気です。
赤ちゃんに限った病気ではありませんが、赤ちゃんが感染した場合に尿が逆流してしまう場合も…
この記事の目次
尿路感染症
- かかりやすい時期…生後1ヶ月~
- 主な症状…腹痛・発熱・下痢・嘔吐
特徴
尿路とは尿が作られる過程で通る道、腎臓から始まり尿管、膀胱、尿道までの器官です。これらのどこかが大腸菌などに感染して炎症を起こします。
分かりやすい症状は発熱ですが、風邪のようにのどの炎症やせき、鼻水を伴わない場合は尿路感染症と診断されることが多いようです。
尿路感染症の恐いところは、膀胱のトラブルにより尿が逆流する膀胱尿管逆流症。
本来排出されるはずの尿が逆流して腎臓も細菌に感染。将来的に腎機能低下を招いてしまうんです。
ホームケアと対処
尿路感染症は入院治療を伴う病気です。抗菌薬を点滴または服用して改善に導いていきます。
パパママが発見できる目安は主に発熱ですが、赤ちゃんの発熱は風邪以外の症状もありえます。なるべく早めに小児科で受診したいところです。
※症状が見極められないときは早めにかかりつけの病院に電話を。休日や深夜の急な症状の場合は「#8000」(厚生労働省小児救急電話相談)に相談しましょう。