2015/04/05
生後0ヶ月、お腹の中で栄養を摂っていた赤ちゃんにとって
初めての外での食事が授乳です。
ママの母乳はミルクと比べると栄養バランスに優れていて
消化・吸収も良いので赤ちゃんにとっては
最高の栄養機能食品になります。
今回は授乳するときの手順を4つにまとめてみました。
まず手順の前に最低限準備して欲しいものがあります。
- ガーゼやハンカチ(口元拭き用)
- クッションやタオル(高さ調節用)
クッションやタオルは赤ちゃんとママの乳房の高さを調節するものですので、なくても大丈夫な場合もあります。
この記事の目次
赤ちゃんを抱っこする
母乳をあげるために赤ちゃんの頭をママの胸元に持ってくるようにします。
ママが座った体勢で赤ちゃんの体を片手で支え、
胸元に引き寄せて抱っこしましょう。
もう一方の手は保険として赤ちゃんの体に添える程度でOKです。
このとき、もし赤ちゃんの体がママの胸元より
遠くなってしまう場合は、
タオルやクッションを赤ちゃんの下に敷いて高さを調節します。
赤ちゃんの口に乳房をふくませる
赤ちゃんの頭を上手く引き寄せて
ママの乳首をくわえさせます。
このとき、乳頭だけでなく乳輪全体が
見えなくなるほど深く加えさせるのがコツです。
赤ちゃんの唇が外側に反り返った状態で
おっぱいに吸い付いていれば上手く吸えている状態です。
乳頭を口から離す
授乳を終えたら赤ちゃんの口を乳頭から離します。
赤ちゃんの口の端部分を軽く押さえると
中の圧力が抜けるように「プスッ」と音がして乳首から離れますよ♪
向きを変えて両方のおっぱいで授乳する
片方のおっぱいだけではママにも負担がかかりますので
両方のおっぱいで授乳しましょう。
両方あわせて10分~15分ほどの授乳時間が目安です。
初めのうちは「上手く吸えているのかわからない」という
不安もありますが、授乳中に赤ちゃんの唇がきちんと
反り返っていれば上手に吸えている証拠です。
母乳の量はママによって個人差がありますが、
まったく出ない、ということはめったにありません。
もし乳首が痛くて長時間あげられない場合は、
ミルクの中に母乳を混ぜて飲ませることも出来ますが…
授乳は赤ちゃんがママのぬくもりを感じることが出来る
スキンシップの一つでもありますので、
なるべくおっぱいから飲ませたいところですね。