2015/04/05
生後9ヶ月~10ヶ月は定期健診の時期です。これまで1ヶ月・4ヶ月・6ヶ月と検診を受けてきたと思いますが、今回は主に運動神経発達の確認。
あんよに向けての準備が出来ているかなど、しっかり確認することが出来ますよ♪
この記事の目次
9ヶ月~10ヶ月検診の主な内容
※かかりつけの病院によって検診の内容が異なる場合もあります。
- ハイハイがどの程度できるか
- おすわりがどの程度できるか
- つかまり立ちや伝い歩きの様子
- 物をつかむ・つまむことができるか
- パラシュート反射(着地体制の反射神経)
- 視覚と聴覚の確認
- 身体測定
- 診察(皮膚・口の中・おなか・大泉門など…)
- 陰のうや外陰部の確認
- 問診
パラシュート反射ってなに?
パラシュート反射とは、赤ちゃんをうつ伏せ状態で持ち上げた状態で体を球に傾けたとき、両腕を開いて着地体制をとる反射行動。
人間がこけそうなとき、無意識に手を前に出して顔面衝突を避けるアレです。つまり本能的なものが発達しているかの確認ですね。
あんよの確認ってどんなことをするの?
あんよが出来るかどうかの確認ですが、体を支えて立たせた時(足の裏を床に付けて立つ状態)、軽く前に体を傾けます。
すると、反射的に片足を前に出す行動ができるか?という確認です。
9ヶ月~10ヶ月検診は問診だけで終わる場合もある?
生後9ヶ月ごろはちょうど人見知りが激しいとき。また、赤ちゃんの中では「病院=注射」というイメージが残ったままで、診察室に入った途端大泣きして暴れまわる子もいます。
こんな状態で健診を進めるのはまず困難。そんなときは問診だけで終わる場合もあるようです。万が一問診だけになった場合のために以下のことを記録しておくとお医者様も判断しやすいでしょう。
- ずりばいやハイハイはいつ頃から?
- つかまり立ちはいつ頃から?
- 一人遊びができる?
- 指を使って物をつまめる?
- 呼びかけると振り向いてくれる?
- 離乳は進んでる?
- 歯の生え具合はどう?
- 後追いはする?
- 子育てで不安なことはある?
※この項目は母子手帳でも確認できます。