2015/04/05
学資保険入ってますか?ママ友との会話で気になった子供の教育費。準備万端な人もいれば、毎月の費用がかさむと悩んでいるママもいるようです。
個人的には入った方が良いと思われる学資保険。今回は学資保険と貯蓄のメリットとデメリットにいて軽く考えてみました。
この記事の目次
金融機関で貯蓄する場合のメリット
始めやすい
面倒な手続きがなく、自分が持っている口座に貯蓄していく方法です。とりあえず感覚でも始められるのでやりやすさはダントツで学資保険を上回ってますね。
原本割れする可能性が低い
原本割れしないとは言い切れませんが、少なくとも都市銀行などに預けていればリスクは相当低くなると思います。
急な出費に対応しやすい
これをメリットと呼べるかは考え物ですが、万が一急な出費が必要だった場合でも学資保険よりは簡単に引き出すことが可能です。
金融機関で貯蓄する場合のデメリット
利率が低すぎる
超低金利といわれている現在、たとえ十数年間1回も引き出さずに貯蓄し続けたとしても、上乗せされる金利はごくわずかです。(全国平均0.025%…)
例:300万円×0.025%=750円
引き出さない意志が必要
急な出費にも対応しやすい反面、ちょっとだけなら…感覚で引き出してしまえるところがデメリットにもなります。お金を貯められないタイプの人は難しそうです。
税金の控除が受けられない
金融機関での貯蓄は税金の控除が受けられません。これが学資保険との大きな違いの1つかもしれませんね。
貯蓄者の万が一に対応できない
ここで言う万が一は貯蓄者が貯蓄できない状態になったときのことです。例えば死亡したときなどはそこまで貯めたお金でやりくりしないといけない状態になる可能性も。
学資保険に加入する場合のメリット
金利(返戻金)が高い
学資保険を選ぶときの最大のポイントとも言われる返戻金。以前よりも少しは低くなってしまったといわれていますが、それでも高いところで111%程度、つまり11%もの利率が加算された返戻金が受け取れます。
例:300万円×11%=33万円!
税金の控除が受けられる
払った保険料が100%控除されるわけではありませんが、確定申告することで税金の負担が軽くなるのは確かです。
意志が弱くても貯めやすい
貯蓄と違い、一旦加入すると途中で引き出すには解約しなければいけません。さすがに途中解約すれば原本割れは避けられないので、簡単には引き出せません。
支払者の万が一にも対応できる
学資保険は保険会社の商品の一部なので、万が一支払者が支払い不能(死亡など)となった場合は、残りの保険料が免除されるところがほとんど。保険の保険という意味でも充実しています。
学資保険に加入する場合のデメリット
始めにくい
これは比較的若いパパママに多い傾向があるようですが、これまで個人保険に加入したことのない人にとっては多少なりともハードルの高いものに。逆に一度加入してしまうと後悔した人はほとんどいないようです。
原本割れする可能性がある
原本割れするケースとしては2つ。1つは保険会社自体がなくなってしまうパターン。もう1つは加入時に特約を付け過ぎて返戻金が100%を下回ってしまうパターン。
倒産はめったにないと思いますが、特約は初めから自動付帯されて申告しなければ解除できないものもあったりします。
まとめ
赤ちゃんのときからの積み立て方法はまだあると思いますが、今回は貯蓄と学資保険の2つを比較してみました。正直言って、貯蓄のメリットを考えるのに手間がかかりました(笑)
利率面、税金面が大きなメリットになる学資保険。とっつきにくい人もいるかもしれませんが、倒産は運次第といったところもありますが、加入時だけ慎重に確認すればリスクはほとんどない、むしろ入った方がお得といえるかもしれないですね。