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急性胃腸炎の特徴と対処

time 2015/04/01

急性胃腸炎の特徴と対処

赤ちゃんの未熟な胃や腸は細菌やウイルスに感染すると悪化しやすい傾向にあります。急性胃腸炎には2つの感染原因があります。

この記事の目次

急性胃腸炎

  • かかりやすい時期…生後6ヶ月~
  • 主な症状…発熱、血便、下痢、嘔吐

ウイルス性胃腸炎

一つ目はロタウイルスやノロウイルス、アデノウイルスなどが胃腸に感染するウイルス性胃腸炎です。中でもロタウイルスは高熱を伴うことが多く、さらに独特の酸っぱい臭いのする黄白色の水便が1日に何回も出ます。

水分が抜けやすく脱水症状やけいれんを起こしやすくなります。

細菌性胃腸炎

いわゆる食中毒とも言われ、細菌に汚染されたものから感染しておこる症状です。激しい下痢や嘔吐、腹痛や血便などを伴います。

汚染された食べ物からはもちろんですが、消毒しきれていない哺乳瓶などの食器が原因となる場合もあります。

ホームケアと対処

予防に関してはロタウイルスの場合は任意接種がありますので是非受けておきたいところです。細菌性胃腸炎は消毒が肝になります。食品はよく加熱し、調理器具や食器は熱湯消毒をするなどの衛生管理が大切です。

ホームケアでは脱水症状に注意します。イオン水や湯冷まし、麦茶など少量に分けて与え続けます。もし症状がひどい場合でも下痢止めは使用せず、速やかに受診しましょう。

また、下痢でお尻が汚れやすくなりますので座浴などで清潔に保ち、処置後は家族への感染防止のために丁寧に手洗いをします。

参考:赤ちゃんの座浴は簡単3ステップでOK♪

※症状が見極められないときは早めにかかりつけの病院に電話を。休日や深夜の急な症状の場合は「#8000」(厚生労働省小児救急電話相談)に相談しましょう。

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