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赤ちゃんの後頭部に乳児湿疹?ではなくウンナ母斑かも!

time 2015/07/21

赤ちゃんの後頭部に乳児湿疹?ではなくウンナ母斑かも!

前回に引き続き赤ちゃんの後頭部に広がった乳児湿疹、ではなく乳児湿疹やあせもと勘違いされるウンナ母斑についてのお話です。

この記事の目次

ウンナ母斑ってなに?

ウンナ母斑は胎児のときに発生し、新生児の時にはすでに出来上がっている赤みのこと。主にからだの中心部分にできやすく、その中でも多いのが後頭部からうなじ辺り。

乳児湿疹とは違い、ブツブツした凹凸はなく、湿疹というよりも広がったあざに近く、輪郭のはっきりした外見が特徴。かゆみはありません。

ウンナ母斑に害はあるの?

一見すると乳児湿疹に間違われるウンナ母斑ですが、病気でもなく成長の上で体に危害を及ぼすものではありません。

ウンナ母斑が見られる赤ちゃんは全体の約1割ほど、コウノトリが赤ちゃんをくわえて運んできたときの跡とも呼ばれるくらい縁起が良いものでもあるようです♪

ウンナ母斑は治るの?

体に害をなさないといっても発生箇所によっては目立って気になっちゃいますが、ウンナ母斑のほとんどは3歳までには自然に消えていきますので、特に治療を施す必要はありません。

ただし、ごくまれに3歳を過ぎても消えないケースもあり、そういった場合は大人になっても残ることがあるようです。

ウンナ母斑もどきに注意!

もどき、という名前ではありませんが、ウンナ母斑と似た外見でスタージウェーバー症候群クリッペルウェーバー症候群という発達に影響を及ぼす病気があります。

といってもウンナ母斑のように体の中心付近ではなく、顔の片側、腕や肩、足といった箇所に出来る紅班。そして発症頻度はごくまれのようです。

もし、3歳を過ぎても消えない紅班があるようなら皮膚科に見てもらいましょう。ウンナ母斑だとしても3歳を過ぎると消え難くなるため、消したい場合は手術する必要性も出てきます。

まとめ

後半はちょっと恐い病気について触れましたが、発症率はウンナ母斑よりもまれのようなのでそこまで不安になる必要もないかと思います。

逆に、乳児湿疹と勘違いしても清潔に保って消えていくものでもありません。我が家の赤ちゃんにもうなじあたりにウンナ母斑がありますが、幸運の印としてほほえましく眺めていますよ♪

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