2015/04/05
今と昔、赤ちゃんを育てる方法というか常識はまるっきり違うところもあります。子育て方法にいたっては母娘で衝突することも…
今回は子育て方法についての現代と過去を比べてみました。
この記事の目次
親が噛み砕いて子に与える
赤ちゃんが食べやすいようにと、親がモグモグして砕いてから与える習慣が昔はありました。現在の母子にはめったに見られませんが。
赤ちゃんが食べやすくなるというメリットはありますが、反面赤ちゃんの虫歯が出来やすくなるというデメリットも。新生児は虫歯菌がゼロの状態ですが、親の口を介して虫歯菌が移ります。
噛み砕いて与えなくとも、親が使っていたスプーンを赤ちゃんにも使うことで虫歯菌は移ります。とにかく口に入れるものはすべて赤ちゃん専用にした方がいいですね。
うつぶせ寝をさせる
これはまだ古くない考え方かもしれませんが、仰向け寝だと頭の形が悪くなる、うつ伏せ寝のほうが呼吸がしやすい。ということから、赤ちゃんをあえてうつ伏せにさせる。
という習慣。間違ってはいませんが、最近ではSIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクが高まるとしてうつ伏せ寝は推奨されてません。
だからといって、うつ伏せになっている赤ちゃんを無理やり仰向けにする必要もないようです。寝返りをする赤ちゃんは睡眠中何度も体勢を変えていますので♪つまり、過度に意識しないということ。
卒乳感覚が厳しい
昔は1歳までに断乳しないと赤ちゃんが親離れできなくなる。ということが信じられていました。授乳は必ず3時間おき、生後5ヶ月目には必ず離乳食を始めて1歳までには卒乳を…今考えると焦りすぎな感じがしますね(笑)
現在でも数時間おきという推奨はありますが、赤ちゃんが欲しがるときは欲しがる分だけ母乳やミルクを与えてもかまいません。
また、卒乳、離乳食時期も焦る必要はなくよだれが多くなったら、モグモグ口を動かすようになったら…と、月齢ではなく様子を見て判断することが推奨されています。
さらに、離乳の意味は赤ちゃんが摂る栄養素の大部分が離乳食になった状態なので、断乳とは違います。離乳食がメインでも欲しがるなら4歳頃までなら母乳を上げてもかまわないんです。
抱き癖が付く
昔は抱き癖が付いて親離れが出来なくなる。と多少泣いていてもあえて抱かないケースが多かったみたいです。私の親もそんな考えの人でした。
ところが、赤ちゃんの時期からこの考えで通してしまうと、精神的に不安定な子に育ったり、親子の愛情が乏しくなったりという研究結果もあり、今では推奨されていないようですね。
まとめ
我が子のため、なのはそれぞれ共通かもしれませんが考え方ひとつで全然違う育て方になりますね。
今も昔も推奨されている育て方はありますが、将来別の推奨方法が出ないとも限りません。個人的にはそれを意識し過ぎるのもどうかなと。自分の赤ちゃんが喜ぶような育て方、これが一番ですね♪