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子どもの車内熱中症事故の恐ろしい現実…

time 2015/07/25

子どもの車内熱中症事故の恐ろしい現実…

ちょっとトイレに行くだけだから…、ぐっすり寝ているから…、という理由で子どもを車内に残していくケース。ほんの少しという感覚で、2014年はピーク時で1日7件もの熱中症事故があったようです。

あまりにも暑い日が続くので、子どもの車内放置事故について少し調べてみました。

この記事の目次

エンジンを止めて15分で危険状態に

まず夏に車のエンジンを止めた時の危険度について、高速道路のパーキングなどに車を止めてちょっとトイレ休憩を…というケース、よくあると思います。

何も日差しよけがない場合は、たとえ停車前の車内が寒いくらい冷房が効いていたとしても、エンジン停止後窓を閉め切った状態では15分後に命の危険レベルに達するようです。

もちろん、それまでの間もグングン車内の温度は上昇中。体温調節機能が鈍い赤ちゃんやお年寄りなどは15分に満たない時間で体に影響をきたすと思います。

3割の大人が子どもを車内に放置していた

3年前ほどの過去のお話ですが、なんと炎天下の状況で約3割の大人が子どもを車内に残してきたというデータがあります…

多少でも危険なことは知っていながらも「トイレ、ジュースを買うだけだから」「やっと寝付いてくれた赤ちゃんを起こしたくないから」という理由がほとんど。

ちょっとだけ、という感情が危険認知度を鈍らせるようですが、車内放置の危険度は秒刻みでUPし続けています。そう考えると、どんな状況でも一緒に連れて行くほうが安心して休憩できるのではと思いますね…

予測できない事故も

赤ちゃんには無理かもしれませんが、少し物心が付いた子どもはスイッチが大好き!そんな特性から車内のスイッチを押し漁る?ことで誤ってドアロックをかけてしまい、自分から出られなくなってしまうことも。

また、ごくまれですが電子キーの電池が偶然切れて外から解錠できなくなってしまったという事例もあるようですね。

これらが原因の万が一の熱中症事故も「子どもを車内に放置しなければ」防げること。やはりどんなケースも大人に責任がついてきます。

まとめ

ひと昔前のようにパチンコ店の駐車場で車内放置はないと思いますが…赤ちゃんがぐっすり寝ていると「あえて起こすこともないかな」と感じてしまうことはあります。

夏休みも始まり、ご家族で旅行に行く機会も増えると思います。気をつけたいのが道中の休憩所、今回挙げた事故も、ほんの少しの休憩が招くケースがほとんどみたいですよ。

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