2015/04/05
赤ちゃんの歯ブラシって消毒したほうがいいの?という疑問が浮かんできました…
歯ブラシって雑菌まみれとも聞いたことがありますが、実際赤ちゃんに影響があるのでしょうか?そしてそんな歯ブラシの雑菌対策についてのお話です。
この記事の目次
え!?歯ブラシに付く雑菌は1億個?
歯ブラシを普通に使っているだけでも、平均的に約1億個もの雑菌が付くみたいです。数字的に見るとゾッとしますが…、
実は私達の口の中にも雑菌は数え切れないほど存在していますので、そこまで心配する数字ではないようです。
汚れた歯ブラシの赤ちゃんへの影響
大人だとそこまで心配することはないようですが、赤ちゃんだとどうでしょうか。
赤ちゃんはまだ体内の常在菌が定着する前、今まさに善玉菌や悪玉菌などが定着しようとしている段階です。ので、歯ブラシに付着した雑菌に対する免疫力は大人よりも弱いんです。
重大な病気にかかる可能性はそこまで大きくないかもしれませんが、ゼロではありませんので何かしらの歯ブラシ保管対策をした方が良いと言えますね♪
歯ブラシの雑菌対策
ここでは歯ブラシの雑菌対策を挙げますが、なにも赤ちゃん用だけに限ったことではないです。歯ブラシ全般の管理方法になります♪
使った後はよく水切り・乾燥させる
雑菌は湿った場所を好むため、使い終わった後の歯ブラシはよーく水を切り、乾燥しやすい風通しの良い場所に保管します。
トイレ・風呂場・洗面所以外に保管
トイレは空気中に雑菌が、風呂場や洗面所は湿気が発生しやすい場所です。とはいえダントツに多い歯ブラシの保管場所でもありますね…
理想はといえば、日光の当たる風通しの良い場所。日光に含まれる紫外線には殺菌作用があり、風通しが良ければ湿気はこもりにくいです。
歯ブラシホルダーを洗う
意外と洗う機会の少ない歯ブラシホルダーは雑菌の温床。立てかけた歯ブラシの水分が溜まりやすいので定期的に洗いたいところです。
歯ブラシ同士をくっつけない
これは歯ブラシホルダーに立てたときに起こりやすいことです。立てかけた2本の歯ブラシ同士が触れ合うことで雑菌が移動します。
簡単に言うと、大人の虫歯菌を赤ちゃんの歯ブラシに移動させるようなものなんです。自分の歯ブラシには自分以外の歯ブラシを触れさせないようにします。
定期的に新しい歯ブラシに替える
歯ブラシは消耗品ですので、雑菌対策は出来ていても落ちきらない雑菌はありますしブラシ自体もボロボロになってきます。
目安としては大体2~3ヶ月くらいに1度は、新しい歯ブラシに替えたいところです。我が家では安い歯ブラシをストックしておき短期間で使い替えています。
ちょっと微妙な歯ブラシの雑菌対策
消毒液で保存する
ミルトンなどの消毒液に、他の食器と同じくつけておくという方法です。
消毒されるので確かに雑菌はほぼ消滅すると思いますが、歯ブラシ自体が消毒できるものか購入前に確認する必要があります。もし消毒仕様になっていなければ何かしらの有害作用を起こす可能性もあります。
煮沸消毒する
沸騰したお湯につける消毒方法です。
歯ブラシのビニール部分は熱に弱いものが多く、熱湯に入れて殺菌される時間まで歯ブラシをつけておくとブラシ部分が曲がって開いてしまいます。
乾燥させやすくするためにさっと熱湯につけるなら大丈夫かもしれませんが、歯磨きの都度沸騰させるのも手間ですし、あまりおすすめは出来ませんね…
まとめ
今回の内容は気になる人向けかもしれませんが、赤ちゃんに対してやれることはやってみたいという気持ちはありますね♪
人に定着する常在菌には限りがあり、一度定着するとずっと変わらないそうです。赤ちゃんの時期はいわば雑菌の入居者募集中のような感じなので、せっかくなら虫歯菌よりも善玉菌ばかりで埋め尽くしたいですよね。