2015/04/05
赤ちゃんの頭の形がなんだかおかしい…絶壁をはじめ、左右どちらかにずれていたり後頭部が長かったり。こんないびつ?ともとれる赤ちゃんの頭の形を治したい場合は、いつまでにどんなことをすればいいんでしょうか?
この記事の目次
赤ちゃんの頭の形はいつまで矯正できそう?
新生児の赤ちゃんの頭を触るとわかると思いますが、とっても柔らかいですよね。このときの頭蓋骨は産道を通るために収縮可能な作りになっています。
この頭蓋骨の柔軟さは月齢を重ねるごとになくなっていき、大体生後7ヶ月くらいから徐々に硬くなってきます。硬くなる前でしたら、比較的簡単に矯正することができるようです。
生後7ヶ月以降はどうやって矯正していくの?
生後7ヶ月くらいから頭が硬くなってくるとはいっても、すぐにカチンカチンになるわけではないのでホームケアだけで何とかなる場合もあります。
ここまで成長してしまったらもうだめかも…なんて思わずやれるケアはやった方が良いです。
医療ではオーダーメイドの矯正ヘルメットを使うという方法もあるようですが、治療費とヘルメット代で、数十万円と非常にお高いうえに保険も利きません…
どうやって頭の形を治していく?
矯正ができるくらい柔らかい頭蓋骨は、日常的に偏った圧迫を続けることでクセがついてきます。つまり、その逆に普段偏っていない方を圧迫することで形を整えるという方法。
頭の形は寝ているときはもちろんですが、ベビーカーやバウンサー、チャイルドシートなど、要は頭が接するものすべてに対して、赤ちゃんの向き癖などで圧迫され変形していきます。
ドーナツ枕
我が家でも使っていましたが、寝返りで移動されて上手く活用し切れませんでした…。もちろん、寝返り可能後も嫌がることが無いのであればぜひ使い続けたいところです。
巻きタオル
それっぽい名前ですが(笑)タオルを巻いただけのものです。ドーナツ型にかたどってドーナツ枕の代わりとしても使えます。
出っ張った方の頭を引っ込めたい場合は、引っ込めたい頭を下にしてタオルを腰などに当てて頭と体に高低差を作ります。苦しくならない位置に調整しながら試してみてくださいね。
おもちゃなどを向き癖の方向とは逆に置く
ベビーカーやチャイルドシートに乗っているときの対処法ですが、おもちゃに限らず赤ちゃんが興味を引くものやこと、これらを向き癖のある方向とは逆に(修正したい方向に)置きます。
興味を引き続けるかは赤ちゃんの好みなので100%効果があるとはいえませんが、やってみる価値はあります。
やらない方がいいこと
赤ちゃんの頭が柔らかい、短期間のクセでこんなにいびつに変形するのなら、手で押さえれば早く治るのではないか?外国で実際にやっている人もいるみたいですが、コレは危険です。
柔らかい赤ちゃんの頭蓋骨は外からの力の影響を受けやすいですが、逆に力加減を間違えれば大切な脳にダメージを負わせてしまいます。
赤ちゃんの頭に直接手を出すことなく、あくまでも赤ちゃんが自然に圧をかけるよう、アイテムなどを使って誘導するのがコツ。
まとめ
我が家の赤ちゃんは1歳前にして未だに頭ツルツル(笑)頭蓋骨の形が非常に分かりやすいのですが…後頭部が斜め上にちょっと出ている…?
ただ、他の赤ちゃんを見ていてもそのような形が多いようだったのでコレが普通なのかなとも思っています。
ベビーカーやチャイルドシートに乗ったときの向き癖は明らかなので、おもちゃなどをつける位置には注意してますが、赤ちゃんの時期の形は変化しやすいみたいなのであまりに心配しすぎる必要も、ないのかもしれません。