2015/04/05
赤ちゃんの首が座って寝返りが出来るころになる時期から、個人差はありますが寝ている赤ちゃんに変化が起こり出します。それはうつぶせ寝…
一度ハマったらやめられない?今回は赤ちゃんのうつぶせ寝について、メリットデメリットのお話です。
この記事の目次
仰向けにしてもすぐうつぶせ寝になる
我が家で変化が起きたのは生後6ヶ月あたりから。首がしっかり座って寝返りが得意と言わんばかりに日中ゴロンゴロン転がるようになってからですね。
ドーナツ枕はそっちのけ。夜はほとんどうつぶせ寝になってました(笑)
大人の視点で考えると絶対に疲れるだろっていう体勢に見えるし、SIDS(乳児突然死症候群)のウワサも聞いていたので、失礼して仰向けに戻すと…
戻した瞬間に寝返りを始めてまたうつ伏せに。これはキリがない(汗)
うつぶせ寝のデメリットは?
うつぶせ寝というか、うつ伏せになりっぱなしの状態が続くのは良くないと聞きます。これは窒息に陥る可能性があるからと言うことなのですが…
SIDS(乳児突然死症候群)とはまた別の問題のようですね。
そもそもSIDS自体が原因不明の症状で、原因がなんだか分からないけど、考えられるとしたらうつ伏せもあるんじゃないかな?というまったくもって根拠のない理由みたいです。
ちなみにSIDSの「考えられるとしたら」の主な原因は…
- 喫煙者と一緒にいること・妊娠中の喫煙
- 人工ミルク主体の食事
- 厚着などによる体温上昇
- うつぶせ寝
喫煙ははっきりとしたダメな感覚がありますが、やはり原因に一定性がないです…つまり、うつぶせ寝のデメリットは窒息の可能性だけに絞られますね。
うつぶせ寝のメリットは?
実はうつ伏せ寝にはメリットがたくさんあるみたいです。
頭の変形を防ぐ
頭の形がいびつになるのを防ぐためにドーナツ枕などを活用しますが、そもそも頭が布団に接しないうつぶせ寝には変形すると言う概念がありません。
寝つきが良くなる(夜泣きが減る)
仰向け寝に比べるとうつぶせ寝の赤ちゃんはより深い眠りにつけているようです。その分夜泣きも減り寝起きも良いという実験結果もあるみたいですね。
吐き出さない
げっぷが不十分なまま仰向けに寝かせると、よく寝ている最中に吐き出してしまうケースがあります。胃の構造上、うつぶせ寝の場合は飲んだものが逆流せず、むしろげっぷが出やすくなるんです。
寝ている間に筋肉も成長?
仰向け状態はほぼ筋肉を使うことはありませんが、うつ伏せの場合は無意識でも肩や首周りなどで筋肉を使っています。うつ伏せであればあるほど、と言うのは大げさですが成長が促されていることは確かなようです。
うつぶせ寝で注意すべきポイント
デメリットよりもメリットのほうが多いうつぶせ寝ですが、それでもデメリットである窒息には十分気をつけなければいけませんね。
かといって、夜中につきっきりでうつ伏せの都度、仰向けに戻す。のは到底不可能です。逆の考えでうつ伏せになっても窒息しにくい環境を作ってあげるのが1番だと思います♪
- 布団は頭がうずまるような柔らかすぎのものを避ける
- 枕は取っておく
- ぬいぐるみや小物などをそばに置かない
- タオルなどを敷いている場合はたるまないように留めておく
とにかく窒息の可能性を生みだす変形しやすいものを徹底排除することがポイントですね。もちろん、できる限り目が届く範囲にパパママがいることも大切です。
まとめ
ウワサだけを鵜呑みにするのと、しっかり調べるのではまったく違った結果が見えてきますね♪ただ、やはり窒息が気になるのであればうつぶせ寝防止のグッズも売られているようなのでチェックしてみるといいかもしれません。
また、メリットが多いからと無理にうつ伏せにしなければいけないと言う考えは非常に危険です。
赤ちゃんが自分からうつぶせ寝しない場合は、まだそこまでの成長できていない可能性もあります。無理やりうつ伏せにしても、苦しくなったときに自分で位置を変えることが出来なくなるかもしれません。
赤ちゃんが寝やすい方法を優先し、その上で危険を感じるのであれば赤ちゃんを変えるよりも周りの環境を変えてみる。これが1番かもしれませんね♪