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溶連菌感染症の特徴と対処

time 2015/03/25

溶連菌感染症の特徴と対処

溶連菌という聞き慣れない細菌に感染することで発症する溶連菌感染症は、昔は死亡確率の高い病気として恐れられていました。

この記事の目次

溶連菌感染症

  • かかりやすい時期…2歳~
  • 主な症状…発熱、発疹、嘔吐、のどの腫れ

特徴

インフルエンザのようなウイルスと違って最近の影響で発症する溶連菌感染症。のどの痛みと共に39度近くの発熱から始まります。その後イチゴのような赤いブツブツが舌に出来たり、胸や首を中心に発疹が広がります。

ただ、溶連菌感染症にかかるのは幼児~学童が多く、3歳以下の赤ちゃんの時期にはかかったとしても発熱や発疹の症状は出ず、のどの風邪で済むことが多いようです。

ホームケアと対処

水分補給はこまめに。のどの痛みが激しいため、通常の食事は飲み込めないこともあります。のどへの負担が少ない離乳食を考える必要があります。

昔は死亡確率の高い病気だった、というのは細菌による感染症のため自然に回復することが出来ない病気だから。つまり、抗生物質を使わなければ治りにくい病気でした。

現在は抗生物質を服用することで1~2日もたてば熱やのどの痛み、発疹はひきます。

注意するのは症状がひいたからといって途中で抗生物質の服用をやめること。治ったように見えても、完治させるためには10~14日ほど薬を飲み続ける必要があるようです。

短期間でやめてしまうと腎炎やリウマチ熱などの合併症を引き起こす原因にも。

※症状が見極められないときは早めにかかりつけの病院に電話を。休日や深夜の急な症状の場合は「#8000」(厚生労働省小児救急電話相談)に相談しましょう。

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