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亀頭包皮炎の特徴と対処

time 2015/04/13

亀頭包皮炎の特徴と対処

亀頭包皮炎は男の子特有の病気。赤ちゃんの場合はおむつをこまめに替えているか、毎日お風呂に入れているかが予防のポイントになります。

この記事の目次

亀頭包皮炎

  • かかりやすい時期…生後3ヶ月~
  • 主な症状…陰茎の先の炎症や出血 膿

特徴

亀頭包皮炎は、おちんちんの先にある包皮と亀頭の間に細菌が増えて炎症を起こす症状。

赤ちゃんのおちんちんは亀頭が露出していないためアカが溜まりやすく、さらにおむつの汚れを直に受けてしまう部分です。つまり清潔を保ちにくいということ。

炎症を起こしてしまうと、陰茎の先が赤くなりかゆみや痛みを伴います。症状が悪化すると排尿の都度に激しく泣き(痛がり)、おむつに血や膿が付くこともあります。

ホームケアと対処

腫れがひどく泣くほど痛い、おむつに血や膿が付くようであればすぐに受診しましょう。抗菌薬入りの塗り薬や飲み薬で治していきます。

ホームケアとしては「こまめな清潔」がポイント。

お風呂は出来る限り毎日入り、おむつはこまめに取り替える。うんちなどでひどく汚れてしまった場合はふき取るだけでなく、座浴をしてあげるのも清潔を保つ秘訣です。

参考:赤ちゃんの座浴は簡単3ステップでOK♪

一方で陰茎の洗浄については、無理に包皮を剥いて石鹸で洗う必要はありません。この時期の亀頭はとてもデリケートなため、傷をつけてしまう恐れもあります。

医師から特別な指示がない限りは、やさしく水で流してあげる程度にとどめた方が良いでしょう。患部をしっかり清潔にするというよりも、いかに患部まわりを清潔に保つかというイメージですね。

※症状が見極められないときは早めにかかりつけの病院に電話を。休日や深夜の急な症状の場合は「#8000」(厚生労働省小児救急電話相談)に相談しましょう。

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