2015/04/05
生後6ヶ月~8ヶ月ごろ、赤ちゃんの下前歯が生え始めたらいよいよ歯磨きデビューの時期です♪ここで歯をケアするという常識を覚えてもらいましょう。
今回は赤ちゃんの歯磨き、といっても生え始めのケアについてのお話です。
この記事の目次
ポイントは磨くことではない?
赤ちゃんの歯磨きといっても、まだ生え始めの頃は赤ちゃん自身の唾液で歯の汚れは十分に落とすことが出来ます。ここでのポイントは今のうちに歯のケアに慣れさせること。
口に触られることに慣れさせる
まずは歯磨きの前に、赤ちゃんが口に触られることに慣らすことから始めていきます。スキンシップの際に口に触れたり、唇を引いて歯茎を出してみたり、授乳の後に湿らせたガーゼなどで口を拭いてもいいでしょう。
出来れば、歯が生える前からこういった習慣をつけておけば、スムーズに歯磨きデビューが出来るかもしれませんね。
歯のケア4ステップ
いきなり歯ブラシをあてがって嫌がらないのであればOKなのですが、難しい場合は段階を追って歯のケアをしていきます。
水分で汚れを落とす
離乳食後に湯冷ましや麦茶など、甘くない飲み物を与えて歯の汚れを落とします。無理に飲ませなくても唾液でも落とすことが出来るので習慣付け程度の感覚でOKです。
ガーゼで歯を拭く
1日1回、できれば歯磨きをする予定の時間に湿らせたガーゼで前歯を拭いてあげます。ある程度前歯が生えていれば歯の表と裏をつまんで汚れを拭き取ります。
歯ブラシに慣れさせる
歯磨きに慣れさせるのではなく、歯ブラシに慣れさせます。赤ちゃん用の歯ブラシを用意して、おもちゃ代わりに持たせてあげましょう。
この頃の赤ちゃんは手に持ったおもちゃを口に入れる習性があり、それを利用した方法ですね。ただし、口に入れすぎてのどを突いてしまう可能性もありますので目は離さないようにしてくださいね。
本格的な歯磨きへ移行する
本格的といっても赤ちゃんに磨かせるのではなく、パパママが歯を磨いてあげる仕上げ磨きです。前歯の上下4本が生えたタイミングがいいでしょう。
1日1回、できれば寝る前に仕上げ用ブラシを使って優しく磨きます。うがいはまだ無理なので磨き終わった後は湯冷ましや麦茶を飲ませます。
夜中の授乳は虫歯の原因?
唾液の分泌が激しい生後6ヶ月は、まだ虫歯が出来る可能性は少ないですが、それでも寝ている間は唾液の量が少なくなるため、比較的虫歯になりやすくなります。
ここで夜中の授乳を減らせるように、日中はよく遊ばせたり生活リズムを整える工夫をするといいかもしれませんね。上手くいけば夜泣きも減り、朝までぐっすりと眠ってくれますよ♪
まとめ
歯磨きは、口を開ける、歯ブラシを使う、口に手を入れられることに慣れてくれればスムーズに出来ると思います。まずは慣れさせることが条件ですね。
寝る前のケアを嫌がるようであれば、機嫌が良いときにケアすると「楽しいこと」としておぼえてくれるかもしれないです♪