赤ちゃん肌を維持！スキンケアはいつから始めるの？

赤ちゃんのスキンケアはいつから始めるのが良いのでしょうか？

助産師さんからは「新生児には必要ない」と言われたものの、ほっとくと顔に湿疹ができてるんですけど…と言うケース、ありませんか？

今回は赤ちゃんのスキンケアの時期についてのお話です。

赤ちゃんの肌質はめまぐるしく変わる

まっさらぷにぷにの赤ちゃん肌、とよく言いますが、実際は新生児でまっさらぷにぷにというのは少ないようです。

我が家では逆に、湿疹ぶつぶつ、触ると結構硬いという…

一般的には、生後0ヶ月～生後2ヶ月頃までの赤ちゃんは皮脂分泌がとても活発で汗もかきやすく、生後3ヶ月を過ぎると皮脂分泌が減って乾燥しやすいんです。

というと、乾燥しやすくなる3ヶ月以降から保湿ケアを始めたほうが良い…

とも言えないようです。

≪生後0ヶ月～2ヶ月≫清潔を保った上で異常があれば保湿ケアを

まずスキンケア以前に、毎日体を清潔に保っているかが問われます。

• 毎日1回の沐浴をしている
• 沐浴時に石鹸などで洗っている（洗い過ぎはNG）
• 沐浴時に石鹸のすすぎ残しがない

もちろん沐浴時は首や間接部分のみぞも洗い残しがないようにしてくださいね。

最低限この3つをこなせている上で、乳児湿疹などが出来るようであれば、その箇所に保湿ケアをして様子を見てみます。

つまり、生後2ヶ月くらいまでは「様子を見つつ都度スキンケアを」

なお、乳児脂漏性湿疹のように、特に保湿ケアをしなくても清潔に保つだけで自然と治る湿疹もありますので、あせってスキンケアに移らなくてもよいと思います。

≪生後3ヶ月～≫毎日保湿ケアをしてあげる

生後3ヶ月以降は急激に乾燥肌に傾いてしまいますので、毎日のスキンケアは必須になってくると思います。

また、症状のわかりやすい顔だけの保湿ケアになりがちですが、手足や耳、お腹や背中、できれば頭皮までしっかりと保湿クリームを塗ってあげるのがベター。

※特におしゃぶりが常習になる手は、ガサガサになりやすい部分でもあります。

まとめ

赤ちゃんのスキンケアはいつから始めるのが正解。とは言えず、肌質が変わる時期ごとに合った方法でスキンケアをしてあげるのが良いでしょう。

参考：赤ちゃんに保湿剤！全6箇所の塗り方指南

ちなみに、保湿ケアは乾燥している場合のみに有効なわけではありません。汗や汚れによるお肌への刺激を防ぐバリア機能の役目もありますので、皮脂分泌量に関係なくケアが出来ます。

※もし今回の方法でまったく改善しない、またはアトピー性皮膚炎の症状をお持ちの赤ちゃんでしたら、病院に相談することをおすすめします。