2015/04/05
赤ちゃんが目をこするのは病気のサイン?赤ちゃんは手の自由が利くような時期になると、目に違和感を感じたとき目をこする仕草をします。
一見可愛いかもしれないこの仕草も、実は病気のサインだったりすることも…
この記事の目次
目をこする場合に考えられる病気
結膜炎
まぶたの内側や白目部分が炎症を起こしてしまう病気。細菌性とウイルス性の2種類があり、ウイルス性はとても感染力がつよく家族中に感染する可能性が高いです。
さかさまつげ
赤ちゃん特有のぷっくりしたまぶたが、まつげの方向を乱して内側に反ってしまう症状。内側に向いたまつげは白め部分を刺激し続けます。
さかさまつげ自体は病気ではなのですが、眼球を刺激し続けることによって結膜炎を引き起こす可能性が高くなります。
鼻涙管閉塞症
鼻から出て行くはずの鼻水などの水分がせき止められ、目へと逆流してしまう病気。目からは涙が止まらず目やにが出やすくなります。
斜視・弱視・乱視
見え方に関する病気ですが、これは先天性のものが多いです。物が見えにくいためこすったり、左右でずれて見えるためこすったり…
将来的にも良いとはいえない症状のため、早めの受診による発見が必要です。
顔に違和感があってもこする
目をこする仕草と似ているので勘違いする場合もありますが、例えばご飯粒などが顔についていてもこすることがあります。食事中によくこするのであれば顔についた物が原因かもしれません。
出来るならこの理由であって欲しいものです。
そのほか、口周りのよだれ跡がかゆいなど、スキンケアで解決できるものもありますね。大振りに掻こうとするので目をこすっているのと勘違いしやすいです。
目を傷つけないために
目をこするのは言い聞かせて止められるものではないため、できるだけ傷つかないように爪をこまめに切ってあげるのが唯一のホームケアかもしれません。
爪を切られるのを嫌がる場合は寝ている間にこっそりと♪